記事で「告白」されているタクシー私的利用と受信料名簿の使われ方の具体例は、いずれも20年以上前のことだ。筆者は2020年夏まで現職記者・デスクだったのだから直近の不正事案があるならそちらを指摘すべきだが、それはない。記事の中で筆者自身タクシーについて「社内のチェックは大幅に厳しくなった」受信料名簿について「こうした行為が、今も横行しているとは思えない」と書いている。具体例がないから書けないのだろう。するとこの「告白」に意味があるのだろうか?そして筆者は匿名である。現役職員なら匿名もわかるが、この人は退職している。そして大手新聞社を辞めて1997年に新潟放送局に勤務という経歴を見ればNHK内部の人間には誰のことだかすぐわかる。すると匿名にしているのはNHKではなく読者に対して、ということになる。退職しているのに匿名で「告白」するのはなぜなのか?新潮もこんな中身のない記事を載せては恥であろう。
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