米Sun Microsystemsは、Solaris OS上に異種OSの実行環境を実現するフレームワーク「BrandZ」を公開、OpenSolarisプロジェクトを通じて提供を開始した。BrandZのソースコードやバイナリは、Sunのダウンロードセンターなどから入手できる。 これまで"Project Janus"という開発コード名で知られていたBrandZは、Solaris OSに実装された仮想化技術「Solaris Zones」を拡張するフレームワーク。Solaris 10の新機能の1つであるSolaris Zonesは、Virtual PCやVMwareといったハードウェアレイヤを含めて抽象化する仮想化技術とは異なり、Solaris OSが稼働する1台のサーバのリソースを分割、複数の仮想OSを構築するが、仮想化の対象はSolaris OSのみ。BrandZの導入により、技術的にはLin