よく「なぜ一人で旅しているのか」と海外で聞かれるのですが、こっちが教えて欲しいものです。誰かと一緒の時間を願ってみても、受け止めなければならない現実。そんな私を慰めることなく、世界の真理とは男女がイチャイチャすることでした。南米の人たちは街中でチュッチュしていますし、恋した瞳で見つめ合うインド人のカップルは映画のワンシーンのよう。イスラムでもチュニジアくらい世俗的だと男女が普通に手を繋いでいます。 こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンです。誰かと手を繋ぐこともなく、しっかりとグリップを握っています。最近では「俺の自転車がこんなに可愛いわけがない」と見惚れてばかり。新しい旅では折り畳みの小径車に乗り換えたのですが、かといって古い自転車も手放せる訳もなく、文字通りに二股をかける状況に悩んでいます。もはや、手遅れでした。 チリの港町プエルトモンのシンボルともいえる巨大なカップルの