3日午前5時35分ごろ、多摩都市モノレール線立川南駅(東京都立川市柴崎町3丁目)から約300メートル南の軌道上で、列車(4両)が緊急停止し、左側ドアが約7秒間開いた。地上から高さ14メートルで、44人が乗車していたがけが人はいなかった。 同社によると、緊急停止は男性運転士(67)が運転レバーから手を離したためで、ドアも誤操作で開いた。運転士はドアを閉めた後、無線で体調不良を訴えたが、同社は交代の運転士が到着するまで、計18駅分運転を継続させた。運転士は持病が再発した可能性があり、交代後に救急搬送された。 運転士は立川南駅でも1メートルオーバーラン。内規に反し、同社に連絡せずにホームドアとの連動を解除し、ドアとホームドアを開けた。その後、ホームドアを閉めずに発車していた。 同社は「運転士の体調の回復を待って詳しい事情を聴く。ご迷惑をかけ深くおわびします」としている。
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