「２０１１年からＧ１４に」 仏大統領、サミット改革で - MSN産経ニュース
フランスのサルコジ大統領は２６日、各国に派遣した大使を大統領府に集めた恒例の外交演説で、フランスが主要国（Ｇ８）首脳会議の議長国となる２０１１年から同会議をＧ１４に拡大する意向を示した。新たに加わる国には中国、インドなどを念頭に置いているとみられる。同大統領はこれまでも、サミット参加国の拡大を唱えてきたが、具体的な日程を示したのは初めて。 大統領は演説で、中国など新興国を正式メンバーとしないサミットは「不十分だ」とした上で、来年カナダで開かれるサミットで拡大の道筋を詰め「１１年、フランスが議長国を務める際にＧ８からＧ１４への完全移行を達成したい」と言明した。 ただ、アジアから唯一のサミット参加国である日本は拡大に難色を示しており、各国の同意を取り付け、拡大が実現するかどうかは流動的だ。（共同）
仏大統領が議会演説、国債発行し経済危機に対処 - MSN産経ニュース
フランスのサルコジ大統領は２２日、ベルサイユの上下両院合同会議で演説し、「世界的な経済危機は、われわれの誤りと弱さを暴く力でもある」として、引き続き金融システムの安定化に全力を尽くす一方、新たな国債発行で必要な財源を確保する方針を示した。 大統領は、６月の欧州議会選での与党圧勝の機会をとらえ、演説で任期後半の主な政策目標を説明。 ２４日に内閣を改造、優先政策の財源とするため国債の追加発行を発表するとともに、政策の優先順位については議会や労働組合などと３カ月間、協議を重ねると述べた。 昨年７月の憲法改正で、これまで禁止されていた大統領の議会演説が認められ、フランス公共ラジオによると、国家元首の議会演説は１８４８年以来、１６１年ぶり。（共同）
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