タイのタクシン元首相派支持勢力「反独裁民主戦線」は27日、アピシット政権退陣を求め、首都バンコク中心部の王宮前広場で1万人以上を集め反政府集会を開いた。首都でのタクシン派の本格的な抗議集会は約2カ月ぶり。 同戦線幹部によると、海外逃亡中のタクシン氏も電話出演を予定しており、政権打倒を目指し支持者に団結を呼び掛けるという。幹部は「夜を徹して集会を続ける」と述べた。治安当局は軍兵士や警官数千人を動員し、会場や首相府周辺に厳重警備を敷いた。 首相府周辺を中心に行われた4月の抗議デモでは、バンコクや近隣に非常事態宣言が敷かれ、死傷者も出る事態となった。政府は今回も、双方の衝突など混乱が生じれば非常事態宣言の発令も辞さないとしている。(共同)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く