F22調達継続問題、異例の展開 マケイン氏も大統領に歩調あわせる (1/2ページ) 2009.7.14 22:59 【ワシントン=有元隆志】米空軍の最新鋭戦闘機F22Aラプターの調達継続問題をめぐり、上院軍事委員会のレビン委員長(民主)とマケイン筆頭理事(共和)が13日、2010会計年度国防予算権限法案からF22の調達継続の削除を求める法案を提出した。 昨年の大統領選でオバマ大統領と争ったマケイン氏が大統領と歩調を合わせる形で、雇用対策などのため調達継続を求める多数の上下両院議員への働きかけを強めるという異例の展開となった。日本へのF22輸出問題ともからみ、本会議での採決の行方が注目される。 大統領はF22の調達打ち切りを決めたが、下院に続き、上院軍事委も先月下旬、7機分のF22の調達費17億5000万ドル(約1610億円)を追加計上した法案を小差で可決した。レビン、マケイン両氏は調達継