―― 中国では再生可能エネルギーの発電能力を高め、新興国としても温暖化対策を進めているという姿勢を強く打ち出しています。今後の経済成長が期待される中国は、消費電力量も増えていくことが予想されます。再生可能エネルギーへの転換は、地球規模の温暖化対策としても望ましいと思いますが、中国の発電事情の現状はどのようになっているのでしょうか。 木村寿香氏(以下、木村) 中国の発電は、伝統的に石炭火力が中心でした。再生可能エネルギーの活用は1970年代から取り組みが始まっていましたが、どちらかと言うと、送電網がカバーしきれない地域に対する電力へのアクセス手段という福祉的な意味の強いものでした。 規制を潜り抜けるために意図的に小さくしている発電所も 中国の発電事業は、旧国家電力公司を分割して設立した、中国大唐、中国国電など、5大発電業者が市場の半分を占めています。それ以外は、地方政府や民営企業が運営する小
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く