不安ぬぐえぬ「国連製」排出権 〜 「地球のため」は本当か? 2008年10月30日 経済・ビジネス環境国際情勢 コメント: トラックバック (0) (これまでの 石井孝明の「温暖化とケイザイをめぐって」はこちら) CDMでは誰が得をするのか? 「『空からお金が降ってくる』と、国内の産業人はみんな喜んでいる」。 あるシンポジウムで中国のシンクタンクの研究員が述べていました。国連が関与する国際協定・京都議定書で決められたCDM(クリーン開発メカニズム)に言及したものです。今回はこの「国連製」排出権について考えます。 CDMとは開発途上国と先進国の協力で削減した分を、先進国の削減分として扱えると制度です。温室効果ガス・CO2の削減とは、効率的なエネルギーを導入することと同じです。先進国は安いコストで温室効果ガスを削減でき、途上国は先進国の資金や技術で省エネができると、両者にメリットがあります。
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