北朝鮮の非核化進行の見返りとして、オバマ米政権が2009会計年度(08年10月~09年9月)補正予算案で議会に要求していたエネルギー支援費用9500万ドル(約89億5000万円)について、上院は21日の本会議で「現状では必要ない」として計上を見送った法案を可決した。 4月のミサイル発射を非難する国連安全保障理事会の議長声明採択に反発した北朝鮮が、核問題をめぐる6カ国協議からの離脱を表明したり、寧辺の核施設無能力化を担当していた米作業チームを退去させたりしたことなどが理由。今後の北朝鮮の反発も予想される。 上院歳出委員会の事務局員は「北朝鮮が協議に復帰すれば計上を検討するが、現状では必要ない予算だ」と話している。(共同)
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