国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)は28日発表の年次報告で、北朝鮮について、1990年代後半から約10年間で「最悪の食糧不足」に陥ったとした上で、「同国政府は最低限の食糧を確保せずにいる」と批判した。 世界食糧計画(WFP)などの情報を基にした報告によると、北朝鮮は食糧生産が急激に下落したのに加え、食品の輸入も減少。このため全国の4分の3の家庭で食糧摂取量が減った。特にタンパク質の豊富な食品が食べられず、穀物と野菜でしのいでいる。 飢えをしのごうと野草などを食べ、胃腸に問題を起こすケースも多いという。また、食糧不足の情報が全国に広がるのを防ぐため長距離電話が不通になっているという。(共同)
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