中央通信社などによると、中米エルサルバドルを訪れている台湾の馬英九総統は1日、フネス新大統領の就任を祝う夕食会で、クリントン米国務長官と握手し、台湾への防衛支援を義務付ける米国の国内法「台湾関係法」に感謝を述べた。 2人の接触はわずか二十数秒間だったが、2003年にパナマで開かれた式典で、当時の陳水扁総統とパウエル米国務長官が言葉を交わして以来となる米台最高レベルの接触。陳前総統がその後、独立路線を強硬に推し進めたために冷え込んだ米台関係の改善ぶりを象徴する出来事となった。 報道によると、馬総統は「クリントン夫人、わたしは台湾の総統です」とあいさつ。クリントン長官は台湾海峡の現状維持は「われわれの願い」と話した。(共同)
台湾・馬政権1年 “中国効果”で支持率好転も、深まる与野党対立 (1/3ページ) 2009.5.18 18:37 【台北=山本勲】台湾の馬英九・国民党政権が発足して20日で1年になる。当初50%以上だった支持率は半年後20%台に急落したが、中台交流拡大を好感した株価上昇などで持ち直しつつある。一方で急速な中台接近に台湾の将来を懸念する声が高まり、与野党対立も激化している。 明暗、功罪の評価が大きく分かれる馬政権の現状と今後を展望してみた。 産経支局のある台北市中心部の松江路。商店街のあちこちで昼間でもシャッターが下りたままの店が目につく。販売不振で閉店が相次いでいるためだ。台北でも中心部の空洞化が始まっていたが、昨秋の世界金融危機以降はこの傾向に一段と拍車がかかった。 “台湾名物”の足裏マッサージ店でも、お客の激減でひまをもてあますマッサージ士の姿がさみしげだ。ついこの間まであった日本食
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