チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が10月下旬から11月初旬までの8日間にわたって、四国各地や沖縄県などを訪問することが7日分かった。ダライ・ラマの沖縄訪問は初めてで、平和祈念公園で世界平和に関するメッセージを発表する。第二次大戦中、日本で唯一、米軍が上陸し激しい戦火にさらされた沖縄を訪れることで、ダライ・ラマの平和実現への思いをアピールするねらいがある。 ダライ・ラマは四国地区仏教会連合の招きで来日するもので、10月30日にインドから成田入りし、31日午後には東京都墨田区の両国国技館で「さとりへ導く3つの心と発菩提心」をテーマに法話を行う。 11月1日午後には両国国技館で、「『地球の未来』への対話 仏教と科学の共鳴」と題して講演するほか、清水博東京大学名誉教授らとパネルディスカッションを実施する。 2日には、高松市から四国入りし、香川県善通寺市の善通寺を訪問。翌3日、松山市で「