第13回 中国主導で徘徊する「東アジア共同体」という妖怪 ~「EU」とはいかに条件が異なるかを整理せよ~ 国際問題評論家 古森 義久氏 2005年12月20日 手をつなぐ各国首脳-東アジア・サミット クアラルンプールで開催された初の東アジア首脳会議で、宣言に署名した後、手をつなぐ参加各国首脳。宣言は今回会議が将来の「東アジア共同体」形成で重要な役割を果たすとうたっている。会議には、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国と日中韓、インド、オーストラリア、ニュージーランドの計16カ国首脳が参加。ロシアのプーチン大統領も特別ゲストとして出席した(マレーシア・クアラルンプール) (写真提供:EPA=時事。なお同写真およびキャプションについて、時事通信の承諾なしに複製、改変、翻訳、転載、蓄積、頒布、販売、出版、放送、送信などを行うことは禁じられています) またまたこんな実感を味わわされ