ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん=国家防御法違反罪で拘置、審理中=が書記長を務める同国最大野党、国民民主連盟(NLD)は9日、声明を発表し、今月初旬に同国を訪問した国連の潘基文事務総長とNLD幹部との会談はわずか10分間で、政治問題など十分に協議できなかったと失望感を示した。 声明によると、会談の中心議題は来年の総選挙で、事務総長は、軍事政権トップのタン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長が公正かつ自由で包括的な選挙を実施することを約束したと強調したという。 NLD側からは、スー・チーさんら全政治犯の解放や、昨年5月に承認された新憲法の見直しなどを軍政側に提案していると説明。しかし、これまで何の回答もないと声明は軍政側を非難した。(共同)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く