いろんなところで新訳の好評を聞くので読んでみました。僕はこのミルの本はあまり興味を抱くことが昔はできませんでした。今回の読書経験でもやはり第4章までは退屈でした。現代的な意義を最も見出しやすいのはやはり「第5章 原則の適用」でしょうか。そこでミルは個人と政府の相互関係を再説して、教育制度や救貧制度を含めていくつかの実際例をもとに彼の自由論を展開しています。 自由論 (光文社古典新訳文庫) 作者: ミル,山岡洋一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/12/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 104回この商品を含むブログ (64件) を見る ミルが政府の干渉を反対する理由として3つのものを挙げています。 1 事業は事業に関わる個人に任せるのがベスト(今風にいうならば経済的インセンティブが伴う) 2 官僚がやってもいいけれども、個人や民間組織がやったほうがいいケースも多い。例;
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く