5年前、横浜市の病院で、点滴に消毒液を入れ患者3人を殺害した罪などに問われている元看護師の裁判で、横浜地裁は久保木愛弓被告(34)に無期懲役判決を言い渡しました。 陽性者急減のワケは「ウイルスの自滅?」仮説を検証 元看護師の久保木愛弓被告(34)は、2016年、横浜市の旧大口病院で、入院患者の点滴に消毒液を入れ3人を殺害した罪などに問われています。 これまでの裁判で、久保木被告側は起訴内容については認めたうえで、「著しく心神耗弱状態であった」として、無期懲役が相当と主張。検察側は、「心神耗弱状態とは言えず、完全責任能力があった」と主張し、死刑を求刑していて、責任能力と刑の重さが争点となっていました。