受発注システムの再構築にオープンソースソフトウェアを採用。導入・運用コストを大幅に削減したドトールの事例を徹底解説 ライフサイクル管理の徹底を目的に、受発注システムの見直しを検討 株式会社ドトールコーヒー(以下、ドトール)は、「一杯のおいしいコーヒーを通じて、お客様にやすらぎと活力を提供する。」という企業理念に基づき、コーヒー豆の生産・調達から焙煎、卸、小売りまで、一貫した事業を展開。「ドトールコーヒーショップ」をはじめ、「エクセルシオール カフェ」「カフェ マウカメドウズ」「コーヒーの店 コロラド」など、日本全国に1400店舗以上を展開し、高い品質のコーヒーを中核としたさまざまな商品、関連サービスを提供している。 ドトールでは、1995年にAS/400をベースとした基幹システムにリプレイスしたが、プロプラエタリシステムでは、開発・運用コストが高額になるほか、メーカーへの依存度が高いこと、