何年か前のことですが、福岡/熊本出張に行って参りました。その時に宿泊場所として選んだのが宮崎県の山間部にある椎葉村の「民宿焼畑」さんという民宿業界でも指折りのインパクト名を持つ宿で、仕事での訪問先より凡そ190キロ/片道4時間をかけての訪問。帰京する飛行機の便が出る福岡空港に民宿焼畑から戻るのも5時間を要する場所で、仕事に行ったのか、宿泊がメインの旅行だったのか、自分でも理解に苦しむ出張日程のなかで訪れたのでした。 椎葉村はその山間部ゆえの僻地性から「九州のチベット」とも呼ばれる地域で、九州最高峰の祖母山(1,756m)や、国見岳(1,729m)を含む標高1,000メートルを超す九州中部を北東から南西に貫く幅150キロにもなる脊梁山地の山中にある集落です。岐阜県白川郷、徳島県祖谷と併せて「日本三大秘境」と呼ばれているらしいのですが、秘境とは言っても立派な道路が通っていますし、お祭りの日には
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