最近、本屋に行ってますか? 出版業界の市場規模は、1990年代末から年々縮小。アマゾン・キンドルやiPadなどの電子書籍の台頭で、業界の先行きはますます懸念されています。紙媒体派の方でも、「書店に行かずにamazon.comで欲しい本だけ買っちゃうな」という方は多いのでは? そんな出版・書店業界に活を入れたのが、丸善 丸の内本店4階に設けられた売り場「松丸本舗」!客単価は約2倍(同店比)、顧客の平均滞在時間は約2~3時間。滞在最長記録は、なんと8時間におよび、「ここに住みたい!」なんて声まで届いているという。 『千夜千冊』などの執筆でも知られるカリスマ編集者・松岡正剛氏プロデュースによる、このスペース。65坪の売り場にギッシリとつまった約5万冊の本の在りようは、いわゆる「普通」の書店とは一線を画すものです。 「松丸本舗」とは、どんなスペースなのか、人気の理由は何なのか・・・・・・。丸の内地