まとめ ベイマックスの「政治的正しさ」とクールジャパン 「政治的正しさ(PC)」にコストを払うのは、今やグローバルなビジネス展開において合理的なのだという話。PCにコストをかけるのは、「時代考証」と同じで作品に深みを与えるのに不可欠な作業なのだ、という指摘におーっと思ったのでまとめ。 一方で、これを俯瞰してみると、 - ディズニーに代表されるグローバル企業は、コストを支払えるので多様性をより良く達成し品質の高い作品を作れる。 - ローカルな創作者は、コストが払えないので地域の文化(と偏見)に根ざした作品作りへと陥り、結果としてグローバルな市場において淘汰される。 つまり、「グローバリズムこそが多様性をより良く実現する」みたいな捩じれた構図が見えてきて、これはかなり悩ましい事態だと思う(あと、多様性といっても「ビジネスが成立する範囲で」だろうし)。 390284 pv 4715 467 us
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