カラクリに満ちた屋敷がゾクゾクして楽しい。けれど不気味で後味が悪い「フィンチ家の奇妙な屋敷で起きたこと」をレビュー 気分を盛り上げるオープニングや、これからの冒険を期待させるイントロなどは一切なく、プレイヤーを箱庭に放り込んで、唐突かつ淡白にプレイが始まる。ゲーム内にはモンスターなどはおらず、バトルもなく、成長要素なども一切ない。ただひたすらに歩き回って世界を探索し、自分自身でストーリーを紐どいていく。このようなゲームは「ウォーキングシミュレーター」と呼ばれていて、個人的にすごい好きなジャンルのうちの一つでもあります。 「フィンチ家の奇妙な屋敷で起きたこと」もそんなゲームのうちの一つ。ゲームを開始した瞬間、海の上を走る船の甲板に放り込まれ、呆然としてる間にゲームが始まります。くー!たまんねぇなおい。 「フィンチ家の奇妙な屋敷で起きたこと」は、アメリカのゲームディベロッパーGiant Spa