昨年登場した新世代のOS「Windows 7」によって、組み込みシステムの世界にも新たな可能性が出てきた。これを受けてマイクロソフトは昨年(2009年)11月から、全国各地でWindows 7をベースとした「“Windows Embedded”組み込みセミナー」を展開。教育や技術、最新半導体動向、組み込みOSやソフトウェア品質にかかわる問題などを踏まえた内容でセミナーを行っている。 本稿では昨年12月10日に仙台で行われたセミナーから、大阪電気通信大学 大学院 総合情報学研究科 准教授の南角 茂樹氏の講演内容を中心にお伝えする。 あらゆるものに使われている組み込みシステム Windows Embedded CEなどの組み込みOSを使用した研究・授業を行っている大学教授らとともに、組み込み開発に携わるさまざまな人々の橋渡しを行う組み込み開発者コミュニティ「エンベデッドフォーラム」のコアメンバ
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