北海道新聞の取材を受け、尾崎行雄の信念や政治姿勢についてお話ししました。 尾崎行雄は、時の政権、権力に迎合することはありませんでしたが、同時に、大衆に迎合することもありませんでした。 尾崎は、議員を選ぶ有権者に対して厳しい姿勢を求めたのです。たとえ自分の支持者であっても、彼らの考え・行動が間違っている思えば厳しく批判しました。 それは、「民主政治は有権者中心の政治であり、政治家は有権者の映し鏡である」という信念に基づいたものでした。 2022年の拙著『政治家の条件』の副題が、『―議会政治の父・尾崎行雄に学ぶ「有権者の心得」―』となっているのも、まさにそのことを意味しています。 ◆2024年3月3日付北海道新聞 『裏金は尾崎が許さん』(志子田徹) 2023年11月11日、「相馬雪香没後十五年記念の集い」を憲政記念館にて開催しました。この会は、相馬雪香さんの歩み・信念・活動を振り返りながら、互