チョーさんの本名は「長島茂」。あの役柄が定着したことから、芸名を「チョー」と変えたそうです。 「たんけん ぼくのまち」初出演は26歳のとき。劇団員として演劇に打ち込んでいた時期にオーディションを受け、選ばれました。 「最初は地図を書く話なんてなかったんです。第一話にも出てきてませんよ」 地図をとりあげた放送回で「書いてみようか」という話になり、それが毎回の定番となったそうです。 チョーさん以外は、全員がその町で実際に暮らしている人たち。チョーさんが働いていたお店も実在していました。そのため、15分番組1本を収録するために4泊5日していたそうです。 地図を書くのはもちろん最終日。初めのうちは半日ほどかかっていたといいます。 「何を描けばいいやら、ほんとに憂鬱でした。そのうち、あそこに犬がいたから目印にしようとか、カラオケ好きのおじさんがいたからマイクを描いて見ようとか。どうやったら親近感を持