時太山はなぜ死んだか 時津風部屋問題 (1/4ページ) - MSN産経ニュース大相撲の時津風部屋に在籍していた斉藤俊さん（当時１７歳、しこ名・時太山）が６月、過度なけいこにより急死した問題は、一連の朝青龍騒動に続いて社会常識とかけ離れた日本相撲協会の現状を浮き彫りにした。伝統文化の継承・育成は協会の大切な務め。だが、財団法人でもある以上、国民の理解を得られる運営を行うことが欠かせない。角界はいま、改革を迫られている。 「番付が一枚下だと虫けら同然」といわれる角界では、親方や兄弟子の言葉は絶対という厳しい上下関係が徹底されている。番付を上げるための厳しいけいこや目上の人間に対する無言の服従は当然と考えられてきた。
