98年天皇賞・秋を制したオフサイドトラップ(牡20)が29日午後4時54分、腸障害のため、けい養先の北海道・新冠の明和牧場で死んだ。28日に腹痛を発症、一時は落ち着いたものの容態が急変した。 03年の種牡馬引退後、日高ケンタッキーファームでけい養されていたが、08年の同ファーム閉園に伴い明和牧場が引き取り主の依頼でけい養していた。浅川明彦場長(51)は「周囲から“やんちゃだぞ”と聞いていたが、ウチに来てからは穏やかに余生を過ごしていた。人気のある馬で見学に来るファンも多かった」と話した。なお、お別れ会のようなものは予定されていない。 【関連記事】 セイウンスカイに別れ 札幌競馬場で献花、記帳台 98年2冠 ド派手な芦毛の逃げ馬セイウンスカイ逝く セイウンスカイ死亡 98年に皐月賞、菊花賞2冠 92年の天皇賞・秋V レッツゴーターキン逝く 天皇賞・秋 、 オフサイドトラップ 、