経済産業省の28歳の課長補佐が、覚醒剤およそ20グラムを国際郵便で密輸したとして逮捕されました。警視庁は自分で使用するためだったとみて調べています。 警視庁によりますと、西田課長補佐は覚醒剤22.1グラム、末端価格でおよそ130万円相当を密輸したなどとして麻薬特例法違反の疑いが持たれています。 国際郵便でアメリカから到着した不審な荷物があり、税関で調べたところファッション雑誌のページの間から、粉末が入った袋が見つかったということです。 宛名には別の住所が書かれていましたが、自宅に届けるよう郵便局に連絡していたということで、27日、受け取ったところを逮捕しました。 警視庁は課長補佐の自宅を捜索して携帯電話やパソコンなどを押収するとともに、自分で使用するためだったとみて調べています。 警視庁によりますと調べに対して、「郵便物を受け取ったのは間違いないが、覚醒剤が中に入っているとは知らなかった」