仮想世界のSecond Lifeで3月22日(米国時間)、「世界水の日」に合わせて、新しい仮想空間「WaterPartners Village」が開設された。開発途上国の村の生活を疑似体験できる空間で、安全な水を得るのに苦労している実態を伝えている。仮想空間という手段で、社会問題を訴える試みだ。 3次元CGによる仮想空間で、米国の援助団体「WaterPartners」がつくった。一般市民が実際に途上国を訪れることは少ないため、せめて疑似体験してもらうのが狙い。舞台はエチオピア、ホンジュラス、インドの村。11歳の少女が水をくむために3時間も歩いたり、母親が赤ん坊に清潔な水を与えられない現実を紹介している。 世界全体では10億人以上が安全な水を得られない毎日を送っている。不衛生な水が原因で、15秒に1人のペースで子供が死亡しているという。同団体は、上下水道の整備を支援する活動を続けている。 一
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