スマートフォンの普及が進んでも、パソコンを使った作業はなくならない。代表的なものはオフィスソフトを使った文書作成だ。ほとんどのパソコンにオフィスソフトが入っていて、中でもマイクロソフトのOfficeが依然として圧倒的なシェアを誇っている。米グーグルのG Suiteなど、ライバルのオフィスソフトもいくつか出てきた。しかし、マクロやデータなど過去の資産との互換性などの問題で、マイクロソフトのOfficeの牙城を崩すには至っていない。 プリインストール主流は日本だけ では、実質的な標準となっているOfficeという製品を買った記憶のある人はどのくらいいるだろう。最初からパソコンにプリインストールされていて、それを当たり前のように使っている人が多いのではないだろうか。 実はこれは世界中でほぼ日本だけの特殊な状況だ。米国をはじめとした海外のほとんどの国や地域ではプリインストールだけでなく、パッケージ