KDDIがワイヤレスジャパン2010で披露したARアプリ「セカイカメラZOOM」の開発版には、画像認識技術を使った新機能が搭載されている。技術に関する詳しい紹介は別記事にゆずり、ここでは動画で実際のアプリの動きを見てみよう。 動画で何が起きているのかを説明すると、前半はジオラマ内にある四角い看板を認識して、看板の内容にあったARコンテンツをポップアップしている。また動画では、看板ごとに異なる音声が流れているのも分かるはずだ。ポップアップしたコンテンツを選択して、商品の詳細に遷移する様子も収めている。 後半は、“高速背景領域抽出機能”を使って、ARコンテンツを障害物の後ろに回り込ませるデモだ。アイドルマスターのキャラクターである天海春香が、ジオラマのビルの後ろや、展示会場の天井を占拠する様子をご覧いただきたい。 関連記事 ワイヤレスジャパン2010:ビルの“向こう”に巨大な天海春香――KDD