「萌えおこし」への視線。(左から)清水純一郎・滋賀県豊郷町産業振興課課長補佐、ジェンダー研究者の堀あきこさん、伊藤剛・東京工芸大准教授 <オピニオン opinion> アニメの美少女キャラクターの「萌(も)えキャラ」を地域振興に使う「萌えおこし」。今や全国に広がるが、三重県志摩市が昨秋、「性的描写が強い」と批判を受けた海女キャラ「碧志摩(あおしま)メグ」の公認を撤回するなど摩擦も起きている。ジェンダー研究家、マンガ研究者、萌えおこしに取り組む自治体に、配慮すべきことや効果を聞いた。【聞き手・反橋希美】 この記事は有料記事です。 残り3362文字(全文3548文字)