フォントの名称で頭に「DF」が付くのは、ダイナコムウェア(旧ダイナラブ・ジャパン)のダイナフォント(DynaFont)である。手頃な価格で使い勝手のよいフォントが揃うため、初期のWindowsユーザに人気が高かった。宛名ソフトや素材集に数書体がバンドルされることも多かった。ダイナフォントで作成されたファイルは相当あるはずだ。 ところが、古いバージョン(Ver.2.500未満)のダイナフォント(TrueType)を埋め込んだ縦書きのPDFファイルを、最近のAdobe Readerで表示させると、「埋め込みフォントを抽出できません」というエラーメッセージが出て、ひらがな・カタカナが欠落することがわかった。拗音、促音、長音などは表示される。フォントサイズを巨大(220ポイント以上)にした場合は欠落しない。 1 | 2 3 | DFG極太楷書体の縦書き 1 Word作成時 2 埋め込んだフォントを