個人事業主として仕事をしているなかで、法人への切り替えを検討される方が多くいらっしゃいます。個人事業主として続けるか、株式会社など法人を設立するかは迷いどころですよね。 今回は、そのようなフリーランスの個人事業主の方が、いつ法人に切り替えるべきなのか。また、法人化する際のメリット・デメリットについてご紹介していきます。ぜひご自身の状況と照らし合わせながらお読みいただければと思います。 どのタイミングで法人化を考えるべきか 所得600万円越えで判断まずは法人化を考えるべきタイミングについて考えていきましょう。 税金面での優遇を考えた場合、どのくらいの所得があれば法人化を検討した方がよいのでしょうか。もちろんその人の業種や置かれている状況などにより異なるのですが、600万以上という水準が一般的です。 まず、個人事業主の場合の所得税は、所得が多くなるほど高くなる仕組みで、最高で40%までいきます