configureを実行するときに、どのような項目を設定できて、どこまで自由に変更できるのかを説明します(編集部) configureでどんなことを設定できるか 前回は、ソースコード配布パッケージに入っているconfigureスクリプトを使って、Makefileを生成するということを解説しました。Makefileはパッケージには含まれず、自動的に環境の違いを吸収した上で生成することで、さまざまな環境でビルドできるようになっています。configureスクリプトの役割の1つは、「ほかの環境に移植しやすくする」ということがあるのです。 もう1つの役割は、ビルド時にユーザーが設定を変更できるようにすることです。こういった設定は、Makefileやソースコードに埋め込むものです。環境の差異による設定も、これらのファイルに記述するわけですから、configureスクリプトで同時に済ませるのは合理的で
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