2013年8月21日~23日、パシフィコ横浜にて開催されている、日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス“CEDEC 2013”。その初日となる8月21日に行われたセッション“日本人のためのMMORPG開発 ~『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』の挑戦~”の模様をリポートする。 『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』(以下、『DQX』)は、言わずと知れた『ドラゴンクエスト』シリーズの本編10作目にあたる、MMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)。現在はWiiとWii U向けにサービスを展開中だが、来たる2013年9月26日にはWindows版の発売も予定されている。 このセッションでは、『DQX』のディレクターを務める藤澤仁氏(スクウェア・エニックス)が登壇。“日本人に向いたMMORPG”とは何なのか、そして『DQ』