<大相撲九州場所>◇5日目◇19日◇福岡国際センター 阿覧が先場所に続き、相手のまげをつかんで反則負けとなった。 日本相撲協会広報部によると2場所連続のまげつかみは史上初という不名誉。先場所は高見盛、この日は玉乃島の大銀杏(おおいちょう)をつかんだ阿覧は「先場所はすごかったけど、今日はちょっとだけ」と指の入り具合を説明しながら、肩を落とした。 白星を拾った玉乃島は「まげに違和感があった。(審判が)ちゃんと見ててくれてるかなと思っていた。でもこの勝ち方は複雑な気分です」と、苦笑いを浮かべた。
<大相撲九州場所>◇5日目◇19日◇福岡国際センター 阿覧が先場所に続き、相手のまげをつかんで反則負けとなった。 日本相撲協会広報部によると2場所連続のまげつかみは史上初という不名誉。先場所は高見盛、この日は玉乃島の大銀杏(おおいちょう)をつかんだ阿覧は「先場所はすごかったけど、今日はちょっとだけ」と指の入り具合を説明しながら、肩を落とした。 白星を拾った玉乃島は「まげに違和感があった。(審判が)ちゃんと見ててくれてるかなと思っていた。でもこの勝ち方は複雑な気分です」と、苦笑いを浮かべた。
新しいしこ名を掲げる森麗 序ノ口力士で、初土俵後、史上ワーストの38場所連続負け越し中の森川(22)=千葉県出身、大嶽部屋=がしこ名を「森(もり)麗(うらら)」に改めた。 同部屋の右肩上(あがり)(右肩上りから改名)に続く珍名。心機一転で勝ち越しを願う師匠らが「みんなから愛されるように」と「麗」の字をつけた。連敗記録で話題を集めた競馬のハルウララを意識したわけではなかったそうだが、似たしこ名になったという。 ただ、本人は「勝ち越したいです。一生懸命頑張ります」。負け越し続きで話題となるよりも、初の勝ち越しに意欲を見せていた。
高見盛(左)のマゲをつかみ、反則負けになった阿覧=水野義則撮影 高見盛が反則勝ちした。パンチのように繰り出す阿覧の張り手をこらえ続け、前に出た高見盛がマゲをつかまれ、土俵を割った。軍配は阿覧に上がったが、物言いがつき高見盛の勝ちとなった。阿覧は「手が入ってしまった」とがっくり。一方の高見盛は「頭を引っ張られた感じはした」。反則行為より、しつこい張り手に顔をしかめ、「腹も立つけど、だからこそ自分の相撲で勝ちたかった」と話した。
吉野から改名した大相撲の三段目力士「右肩上り」=29日、愛知県愛西市の大嶽部屋、小泉耕平撮影名古屋場所の番付表。左側の右から3人目に「山口 中野改 右肩上り博保」のしこ名が見える 29日に発表された大相撲名古屋場所の新番付で、西三段目3枚目になった大嶽部屋の吉野(21)=山口県宇部市出身=がしこ名を「右肩上り」と改めた。 発案は師匠の大嶽親方(元関脇貴闘力)。「こんな世の中だから、口にするたび明るい気持ちになれるように願ってつけた」という。 本人は「番付を見て本当に変わったと初めて知った。まだ実感はありません」。先場所は3連勝の後4連敗して負け越し、幕下から三段目に落ちてきた。「名前に負けないよう次は勝ち越したい」
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