高福祉国家として話題に上るデンマークだって、変化の時代にあるのは同じ。知的好奇心をビリビリ刺激することが毎日起こっているデンマークの社会・福祉・教育の現在を、2002年からの研究生活を通じて「うちがわ」からレポート! 前回の更新から、ずいぶんと期間が開いてしまった。一度怠けてしまうと復帰するのはなかなか難しいもので、励ましの声を時々頂くにも拘らず、更新が遅れていた。「失われた一年」に別れを告げて、この辺りでまた、新たに歩みだそうと思う。気まぐれなブログだが、これまでのように読者にお付き合い頂ければ、ありがたい。 書かなくてはならないことは、たくさんある。ちょうど1年前の首相の交代劇から、少しずついろいろなことがまた変わってきている。更新しなかった期間の空白を埋めることも必要だが、それは今後の各記事を通じて補う機会もあるだろうだから、とりあえずは先を急いで、本題に入ってしまうことにする。 =