登山ブームの勢いが止まらない。現在の日本の登山人口は約500万人で、これは日本人の約25人に1人が、年に1回は登山をしている計算になるという。人気ナンバーワンはもちろん富士山で、富士登山にチャレンジする人も年々増えている。環境省が調べた富士山8合目における全登山者数は2005年には20万人程度だったが、2012年は約31.9万人で、前年より約2.5万人増加している。世界遺産公認イヤーの2013年、飛躍的に増えるのは確実だ。 一方で、ブームに乗って気軽にトライする初心者が危険な目に遭うケースが増えるのではないかという懸念も大きい。従来、登山愛好家は所属する山岳会を通じてスキルやノウハウを身につけてきた。しかし近年、山岳会に所属しない登山愛好家が増え、充分な装備や知識のないまま山に挑戦するケースが増えている。その結果、山での遭難件数も増え、2011年の山岳遭難件数は10年前より35%も増加して
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