サツマイモ(薩摩芋[3]、学名: Ipomoea batatas)は、ヒルガオ科サツマイモ属の多年生植物。あるいはその食用部分である塊根(養分を蓄えている肥大した根、芋)。別名で、甘藷(かんしょ)、唐芋(からいも)ともよばれる。中南米の原産で、ヨーロッパ、中国、日本などへ広まり、各地で栽培されている。食用される塊根はデンプンやビタミン類を豊富に含み、焼酎原料や飼料にも利用される。また食物繊維が多く、便秘改善にも役立てられる。 名称[編集] 和名サツマイモは、江戸時代に琉球王国(現・沖縄県)を経て薩摩国(現・鹿児島県)に伝わり、そこでよく栽培された事に由来する[4][5][6]。サツマイモは「薩摩藩から全国に広まった芋」を意味している[7]。別名として甘藷(かんしょ)があり[3]、中国植物名も甘藷である[8]。甘藷は「甘味のある芋」の意味である[7]。 英語では Sweet potato(ス
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