日本でも人気の『孤独のグルメ』。個人で輸入雑貨商を営む主人公、井之頭五郎が、仕事に行った先々の街で自分の勘を頼りに店に入り、ひたすら食事を楽しむドラマだ。そんな『孤独のグルメ』が、作画の谷口ジローさんが亡くなったときも韓国の新聞に追悼記事が掲載されるほど、韓国で人気を博している。 「放送したはじめの頃は日本通のマニア層に人気がありましが、今年、シーズン7で韓国編が放映された後、人気の裾野が広がりました」(ケーブルテレビ・チャンネルJ、キム・ミンジョン本部長)。チャンネルJは2006年に開局した日本番組専門のケーブルテレビの老舗。韓国で『孤独のグルメ』を最初に放映したのもここで、日本の放映(2012年1月)からまもなくのことだった。 放送を見た韓国人の知り合い(30代、会社員)が、「面白いドラマを発見しましたよ。今度、日本に行ったら、五郎さんが行った店に行こうと思っているんです」と教えてくれ
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