都内・東京芸術劇場にて25日、「日本映画批評家大賞」の授賞式が開催され、声優の渕上舞が『ガールズ&パンツァー 劇場版』の主人公・西住みほ役で新人声優賞を受賞した。 渕上は、「作品が始まった時にはうまくいかないことが多くて、『これが声優人生最後の作品なのかな』と思っていました。今、大切なキャラクターたちと出会うたびに、あの時やめなくてよかったなという気持ちになります」と語り、自身にとって『ガルパン』が特別な作品であることを明かした。そして、「これから先も、できるだけ長く西住みほといっしょに歩んでいけたら」とキャラクターへの愛を語った。 受賞理由について、選考委員を務めたテレビ東京アニメ局局長・川崎由紀夫氏は、「キャラクターの内に秘めた芯の強さと渕上さんの演技の太さが見事にマッチし、数多くの個性がひしめく作品の中で、ひと際際立った存在感を示しています。スピード感、緊張感あふれる場面から、静寂の