スクウェア・エニックスは12日、7月に発売した「ドラゴンクエスト9 星空の守り人」の廉価版を発売すると発表した。3月4日に、従来版と比べて約3000円安い2940円で発売する。ドラクエシリーズで発売後1年以内に廉価版を発売するのは異例。ドラクエ9はシリーズ最高の国内出荷本数を記録しており、廉価版発売でさらに弾みを付ける考えだ。 「9」はニンテンドーDS向けに5980円で発売された。プレーヤー同士が近寄ることでデータ交換ができる機能「すれちがい通信」が評判となり、昨年12月までに国内出荷本数がシリーズ最高の415万本を突破している。 廉価版の発売についてスクウェア・エニックスでは「通信機能が評判となっているが、廉価版発売で利用者が増えることでコミュニケーションが広がって、さらに人気が増してほしい」(経営企画部)と期待している。 「9」のほか、ニンテンドーDS向けの「ドラゴンクエスト4 導かれ