任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」向けの人気ソフト「ドラゴンクエスト9」で、ゲーム機を持つ人同士が近づくと情報やアイテムを交換できる、「すれちがい通信」の利用者数が累計約1億1757万人に達し、「ギネスブック」の世界記録に認定された。発売元のスクウェア・エニックスが20日に発表した。 ドラクエ9は昨年7月の発売以来、国内で420万本を出荷したヒット作。「すれちがい通信」は、ゲーム機本体の無線通信機能を利用したもので、遊ぶ人同士がコミュニケーションをとれる仕組みとして、さまざまなソフトで利用が広がっている。東京・秋葉原などでは、ドラクエ9の情報交換のためDSを持った人が集まる現象も起きた。