「我が国は、乳児死亡率は低いにもかかわらず、1~4歳の幼児死亡率は高く、他の国と異なる状況にある」─。これは、厚生労働省研究班の説明です。 研究班の国際比較によると、1~4歳の幼児死亡率が最も低い(成績が良い)国は、フィンランド(11.85)。次いで、アイルランド(13.60)、ギリシャ(14.85)、ノルウェー(18.05)などが続きます。オーストリア(21.70)は14位、日本(24.55)は17位です。 ■ 救急医療体制の不備が原因? 厚生労働省は、日本の1~4歳の幼児死亡率が高いことを問題視しています。1~4歳の幼児死亡率が高いのは、「小児の救急医療体制が不十分だから」といった説明をします。 そこで、 1~4歳の幼児の生命を救うため、小児の救命救急センターを全国的に整備する必要があると言うのです。 私はつい最近まで、「日本は1~4歳の幼児死亡率が高い」ということを知りませんでした。
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