Intelは、視覚障害や読書障害を持つ人々による活字の楽しみを支援するため、自らの役割を発揮している。 Intelは米国時間11月10日、視覚障害者や読書障害者向けに活字を音声で読み上げることのできる携帯型テキスト読み上げ端末「Intel Reader」を発表した。 「Atom」搭載のこの端末は、高解像度カメラを使って活字を画像としてキャプチャし、それをデジタルフォーマットに変換して音声で読み上げる。Intel Readerは、活字を撮影するスタンドアロンの端末として使用することができる。しかし、Intelによると、Intel Readerを設置できる同社の「Portable Capture Station」と組み合わせれば、1冊全部といった大量の活字を取り込むことが可能だという。 「われわれは、通常の活字を読むのに苦労している人向けのツールとして、Intel Readerを提供できること