ふだんあまりテレビで連続ドラマをみることはないのですが、7月3日からスタートしたNHKドラマ「鉄の骨」は楽しめました。以前視ていた「ドラマ・監査法人」によく雰囲気が似ていると思っていたら、同じNHK名古屋局制作だったのですね。 5代目のぼんぼん社長が経営トップに就いている中堅ゼネコンを舞台にしたドラマであります。同社建築課に勤務していた若い社員(主人公)が、経営環境の悪化によって、営業(土木課)に配置転換となるわけですが、そこで公共工事入札における談合を目の当たりにします。「このビルはお父さんが建てたんだよ」と子供に誇れるような仕事(いわゆる建築課の仕事)は、実は土木課(営業)におけるドロドロとした暗闇の仕事のうえで成り立っていたことを知り、悩みながらも同社の一社員として、仕事を獲得すべく尽力する姿が描かれております(全5回だそうです)。「国土建設省」OBの天下り社員(顧問など)をベテラン