2000年以降に活動を開始した美術家・梅沢和木と彫刻家・TAKU OBATA、同世代2人による展覧会が開催される。 梅沢はインターネット上に散らばる画像から素材となるものを集め、それらをコラージュ、加筆することによって再構築する作品を制作。画像と現実を行き来しながらつくり出されたカオスな画面は、圧倒的な情報量と対峙したかのような感覚を思い起こさせる。 いっぽうブレイクダンサー(B-BOY)でもあるTAKU OBATAは、その身体表現の技術や躍動を彫刻にも精力的に取り入れ、台座の無い木彫による人体と衣服の関係性やB-BOYの彫刻を端緒に生まれる空間を追求し、緊張感と迫力あふれる作品を展開している。 本展でTAKU OBATAは、身体の構造を最低限に保った人間の動きと、コンピュータがフリーズした際に発生するバグのようにも見える、水平垂直にデフォルメされた衣服を組み合わせた木彫作品で不思議な空間
![梅沢和木 × TAKU OBATA(ワタリウム美術館)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/44b3da49914d6add7cb7c415b536fffb83d32bd1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbt.imgix.net%2Fexhibition%2F2384%2Fmain%2Fimg7825459958952364474_2732f1f79c2d5a1c05fe45357e53f31b.jpg%3Fauto%3Dformat%26fm%3Djpg%26w%3D1920%26h%3D1080%26fit%3Dmax%26v%3D13)