job
job ジョブ シェルが扱う処理単位のこと。 通常は，１つのコマンドが起動すると１つのジョブになるが，ユーザの指示により複数のコマンドが１つのジョブになることがある。 ジョブとはシェルによるプロセスの管理単位であり，ユーザの指示により，フォアグランドからバックグランドに移行したり一時停止したりする。 ジョブの指定方法として，フォアグラント起動・バックグランド起動・パイプ起動・サブシェル起動などがある。 フォアグランド起動とは，通常のコマンドのみを指定して起動する方法であり，コマンドが終了しない限り次のコマンドを投入できない起動形式である。 バックグランド起動とは，コマンドにバックグランド起動コマンド（記号）を併用して起動する方法であり，コマンドが終了しなくても次のコマンドを投入できる起動形式である。 パイプ起動とは，複数のコマンドをパイプ記号で挟んで起動する方法であり，一
UNIX今日の技 - UNIX今日の技/ジョブとプロセス
『UNIX今日の技』での記事をまとめたものです。 フォアグラウンドとバックグラウンド シェルからコマンドを投げる時、通常はそのコマンドの処理が終わるまでユーザ入力ができなくなります。 このように実行されるジョブをフォアグラウンドジョブと呼びます。 例えば、こんな感じ。 sleep 10 「ずーっと制御が返って来ないというのもかったるいなー」という場合にはジョブをバックグラウンドで投げたら良いです。 バックグラウンドジョブとして投げるには、コマンドの最後に & をつけます。 sleep 10 & この「&」はコマンドの区切り「;」と同じような性格を持っています。 両者の違いは、コマンドを「フォアグラウンドで実行する」か、「バックグラウンドで実行する」か、という点です。 sleep 10 ; ls & ではフォアグラウンドで 10秒寝てから、バックグラウンドで ls を実行します。 sleep
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