アプリケーションへの依存性が低いレイヤ2レベルの仮想プライベートネットワークを、実に簡単に張れると話題になったSoftEtherの登場以降、レイヤ2レベルで仮想ネットワークを構築する手法が一般によく知られるようになった。 イーサネットのレベルから仮想化を行うことで、その中に通すトランスポートプロトコルやアプリケーションにまったく依存しないシステムを構築できることが、こうした技術の最も大きな魅力だろう。現在、運用しているアプリケーションをまったく変えることなくネットワークの仮想化を実現できるのだ。 三菱マテリアルはそうしたトレンドにいち早く適応したベンダだ。L2VPNソフトウェアを開発・販売するとともに、さまざまなソリューションとしてユーザーに提案してきた。その三菱マテリアルが今年の秋、オリジナル開発の「L2Connect」を発売した。レイヤ2仮想ネットワーク製品を最もよく知るベンダの1つで